NKE製品の技術と事例

設計者のつぶやき

Topics 06  「Airsapo」が作業の負担を軽減します!  開発者 hiro


超小型アシストスーツ「Airsapo」

製品説明

超小型アシストスーツ Airsapoのご紹介です。
機能としては腰(骨盤周辺)を締め付ける事で、上半身の姿勢安定や上半身を起す動作を助けるもので、見た目は腰サポーターの様ですが、 空気圧で動く人工筋肉を使用する事で、
・背中側に力が集中し、上半身を起こす方向に力が働く。
・腹部の締め付けが弱く、締め付けによる不快感が少ない。
・上から衣服を着た状態でも締め付け状態の調節が可能。
・弾性を兼ね備えた、強い締め付け力を得られる。
といった一般的な腰サポーターには無い独自の特徴があります。


~「Airsapoシリーズ 腰助くん」「Airsapo」そして・・・~

弊社の他商品とは似ても似つかない、衣料品の様な・・・というか衣料品そのものの 「Airsapo」ですが、前身となる「Airsapoシリーズ 腰助くん」という商品をリニューアルした商品です。
「Airsapoシリーズ 腰助くん」は私が大学時代より抱いてきたアイディア「パワーアシストスーツの課題点(ゴツイ、高価、装着が面倒)を解決したパワーアシストスーツ」の開発過程で産まれた商品です。
肝となる人工筋肉ですが、機構としては一般的な構造を用いていますが、工夫により一般的な物より低い圧力でも効率よく力を発揮する様になっています。 この人工筋肉が出来るまでには(出来た後も)色々苦労がありました。 理想的な性能が出せても、耐久性が低くなってしまったり、高熱で壊れる事が判明したり・・・次から次に出て来る課題を一つ一つ改善して今日に至ります。
この人工筋肉の独自の性能をうみだす要素の一つに「くみひも」があります。 京都の伝統工芸である「京くみひも」のメーカーに協力頂いて製造しており、一般的な人工筋肉に比べて柔らかな質感がこだわりのポイントです。 「Airsapoシリーズ 腰助くん」では人工筋肉は黒一色の展開でしたが、「Airsapo」では「京くみひも」のデザイン性を活かすべく赤色も展開しております。
ここまで「Airsapo」と前身商品「Airsapoシリーズ 腰助くん」を紹介してきましたが、前身商品で「Airsapoシリーズ」と名乗っているのは、腰用以外の展開を考えているからです。 今後、様々な部位、様々な機能でラインナップを増やしていく予定ですので、 今後とも「Airsapo」「Airsapoシリーズ」並びにその仲間達を宜しくお願いします。



開発者プロフィール

ニックネーム:hiro

出身地:奈良県奈良市

血液型:B→AB型
(子供の頃に造血幹細胞移植を受けて血液型が変わりました。)

趣味:ロボット製作、プラモデル、料理、創るコト全般、アニメ鑑賞etc.(多趣味です。)

開発者のつぶやき

弊社の主な商品であるFA機器とは毛色の違う「新商品」の開発を担当しております。
仕事では「新商品」の技術構想や設計でパソコンやノートと向き合い、 3Dプリンタや外注加工などで形にして物を弄ります。 休日は、趣味のロボットの構想や設計でパソコンやノートと向き合い、 3Dプリンタや卓上加工機等で形にして物を弄ります。 仕事も趣味も殆ど同じ事をしていますね・・・。