NKE製品の技術と事例

れんら君 使用例 ~玄関扉の施錠管理~

NKEの工場内で実際にれんら君を使用し、施錠確認に活用した使用事例をご紹介致します。

当初の問題点

正面玄関の扉は警備システムによって監視されていますが、扉が閉まっているのか開かれたのかしか判断できません。

▼問題点▼
鍵が開いていても気付かず、無施錠のまま朝まで放置されている問題が起こりました。
仮に扉を開かれても警備システムで感知されますが、無施錠状態になるのは決して良い事ではありません。

れんら君無線I/Oパックを使用して改善

玄関扉の鍵に無線I/Oパック付属の磁気センサーを取付け、鍵の開閉状態を無線れんら君で監視。
扉が閉まれば工場責任者に施錠完了メールを送るようにしました。

▼更なる問題点▼
工場に最後まで残った人が工場責任者とは限りません。 しかも定時の施錠確認でチェックしていても、定時以降の来客対応で鍵を開け、担当者がそのまま鍵の閉め忘れをしてしまうことも。。。

プラスαの応用改善

管理者だけではなく、誰もが視覚的に扉の鍵の閉め忘れに気付けるよう更に改善。
退社時に全社員が使用するタイムレコーダーの側に玄関鍵閉め忘れランプを設置し、このランプを出力付きれんら君で動作させます。
れんら君には『コマンドメール』という機能を持っており、命令文が書かれたメールをれんら君に送ることでれんら君の遠隔操作ができます。
この機能を利用し、玄関側のれんら君から、タイムレコーダー側の出力付きれんら君に命令メールを出すことで、ランプのON/OFFをさせます。 玄関の鍵が閉まると、玄関側のれんら君から責任者にメール通知すると同時に、タイムレコーダー側れんら君に『出力OFF』の命令文を記述したメールを送ります。 逆に鍵が開くと『出力ON』の命令メールを飛ばします。

この改善で、最終勤務者が誰であってもタイムレコーダーを通す時に、ランプを見るだけで玄関扉の施錠状態を 確認することができるようになりました。




▼▽ 今回使用したれんら君はこちら ▽▼
 ・れんら君無線I/Oパック
 ・出力付きれんら君

 

その他 れんら君を使ったアプリケーション


温度管理[ PDF 1.8MB ]
温度変化をれんら君がお知らせし、いち早く気づくことで
適切な温度を保つことができます。
水質管理[ PDF 3.9MB ]
水質変化をれんら君がお知らせし、いち早く気づくことで
適切な水質を保つことができます。
漏電通報[ PDF 1.6MB ]
漏電発生をれんら君がメールでお知らせし、いち早く気づくことで
火災や大幅な電機の消費を予防します。
医療設備管理[ PDF 4.1MB ]
医療設備の消耗、過多をれんら君がメールでお知らせし、
いち早く気づくことで適切な状態を保つことができます。
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